|

新年あけましておめどございます。
昨年のスウェーデンでは、高齢者施設などを含めた、福祉関係のスキャンダルが続きました。特に全国各地にあるCarema会社の高齢者施設では、本人の排出物で汚れているベッドの上に寝かされていた老婦人、ベッドから夜中に落ちて、朝までそのまま床の上に寝かされていた老人、死ぬ直前まで施設のテレビの前で車椅子に乗せられたまま、ひとり誰に看取られることもなく死亡した老人、夜間勤務者が一人もいなくて、夜中に施設内を歩いている老人たちなど、数え上げたらきりがありません。
民営化の結果、会社は利益を上げることのみに努力し、本来の高齢者介護は金もうけの手段にすぎませんでした。こうしたことはコミューンの監視が十分でなく、介護職員から訴えられても、それに箝口令をしいたり無視して来ました。マスコミに暴露されるまで社会省にも報告しなかったりと、スウェーデンの高福祉も今は、どこの国の話かと思うまで質が低下してきました。
そのために、このサイトでは、あまりにひどい福祉を書き続けることに躊躇し、しばらく掲載をしていませんでした。もちろん中には、入居者や家族が満足している高齢者施設もありますが、それは数年前に比較すると少なくなりました。
スウェーデン福祉のシステムは、とても素晴らしいものですが、それは机上の上の話であり、介護現場でそれが実行されていなければ意味の無いものです。
少し落ち着いてから寄稿を続ける予定です。
昨年末に、このサイトの訪問者が50万人を超えました。ありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ストック
|