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12月4日
この日も職員のPetra(ペートラ)と同行。到着早々にHjordis(ヨールディス)が叫び声が聞こえる。彼女の不安定な状態が長く続きすぎとは思うが、それに関わるケアワーカーの質も充分に大きな問題だと思うことがある。
職員のAの彼女に対する接し方はまるで人形のような扱い。静かに寝ていた彼女を無理やり起こすと、右に向けて左に向けて、彼女の精神状態なども構わずにそのままおむつ交換を続ける。彼女が叫んだり、暴力を振るおうとすると、しっ!とまるで子供を叱りつけるような言い方をする。彼女は子供ではない。れっきとした大人でしかも95歳の女性。尊敬して然るべき存在を、あのようによくも扱えると思う。見ていられない。そしてそれを知っていて、誰もどうすることも出来ないのである。
実際に9月までは午前、午後、夜と3人体制だったのが、急に2人に変更された事だけでも大きな負担になっている。7人を2人で介護。しかも週末の長時間体制。人数の問題だけでは決してないが、入所したばかりの人がいたり、盲目の人がいたりする状況では少なすぎると思う。
これは全て政府の高齢者施設への節約問題に関係してくる。Hallenのような民間会社としては利益をあげるために節約するにはどうしても人員削減しかないのだ。民営化といっても、結局は政府の方針に従わねばならない。この影響力がとても強いと思う。今はまだ調整を続けている段階だが、今後の動向に注目しようと思う。
日本にいると実際には経験出来ないスウェーデン様々な状況を肌で感じることが出来て本当に勉強になる。
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