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のりこのスウェーデン研修日記 (2004年)
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1月1日 「2004年、最初に思うこと」
昨夜、夜空を彩るたくさんの花火を寒い中、街の人々と鑑賞した。
いよいよ2004年かあ、と感慨にふける暇もないまま、元旦から仕事に突入。
スウェーデンではあまり日本のようには正月らしい振る舞いはないので、さっといつもの日常に戻れて正月ボケにならずに済みそう。良かったのかどうか!?
私の研修現場「SENIORSTADEN HALLEN」(高齢者施設 ハーレン)は、日本でいう、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、訪問介護事業所、リハビリテーションルーム、デイケアセンター、痴呆症専門グループホーム、障害者ケアを行うグループなどに加え、地域診療所、母親学級やレストランなど、一般の人々が利用できる設備が整っている。とは言え、決して日本の巨大病院のような大きい建物ではないので、この中でこれだけの役割を果たせることが可能だと思うと驚いてしまう。
複合型施設が良いのか、または独立型施設が良いのか。どちらもメリット、デメリットはあると思うが、研究を積み重ね、きちんとお金をかけることの出来た時期に作られたスウェーデンの施設は、やはり今どんなに状況が悪くなってきているとは言え、日本が簡単に真似できることではないと思う。
しかし、その上辺だけを見て、「こんなの日本では到底無理」と諦めてしまうのも間違っているのではないか。どれだけ本当に良いと思われる部分を吸収して、今の日本や日本人に合った環境を作れるか、それがこれからの問題だと思う。
最近、小規模多機能ホームというのが日本でグループホームの次に注目されているような気がするが、今後はこのような施設が増えていくのだろうか。是非、行政、地域社会、民間、個人が一緒になって協力し合い、利用者に一番良い場所を提供していって欲しいと思う。そして私も今は個人レベルではあるが、せっかくスウェーデンにいられる機会を充分に利用し、まずは自分に何が出来るかを常に考えて、引き続き研修をしていきたいと思う。
そんな事を、2004年の最初に考えながらハーレンに向かった。
研修施設ハーレン
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