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のりこのスウェーデン研修日記 (2004年)
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2月2日 「個人の自由だけれど」
今日もグループホームでの勤務。夕食の時間からMaud(モウド)がご機嫌。
よく喋るし、他の人の世話もする。彼女は少しお酒を飲んでいる様子。
唯一居室にお酒を置いてある人だ。何の規制もないし、食事中にビールを飲む人は他にもいるが、彼女は特にお酒を飲むことが好きらしい。タバコは百害あって一利なしというし、施設内も禁煙なので、喫煙者はいないが、お酒が好きな人は昼間でもレストランでワインを飲む高齢者が多い。(話はそれるが、スウェーデン人はアルコールに強いが飲むとすぐに酔っ払う人が多い気がする。。。)
Maudはもともと社交的な性格で、友人とお酒を飲みに行くことも多かったらしい。娘もそれを知っているので、無理に止めることは今はしていない。ただ、時々困ったこともある。少しお酒に酔って上機嫌になった彼女は、Ingrid(イングリッド)などのお世話を自分でしてしまうこともあるのだ。
Ingridは寝る前に必ず歯を磨き、タオルで体を拭いて、パジャマに着替えてから寝る。しかしMaudはそんなことはお構いなしに、「眠たそうだわ」と勝手に判断してベッドに寝かせてしまう。そうすると慌てるのは職員の方。その時点では抵抗せずに寝てしまうIngridから、翌朝文句を言われてしまうのだから。
「何で着替えさせてもくれないの〜」と。そして寝ている彼女を起こすのも一苦労。一度寝るとなかなか起きてくれないのだ!!
Ingridの家族からはMaudがとても面倒を見てくれて助かっていると大評判。それを聞いて益々喜ぶMaud。複雑な笑みを浮かべる職員。私はそれぞれにとって良い関係が続いてくれれば、とただ願うのみであった。
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