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のりこのスウェーデン研修日記 (2004年)
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3月6日 「流れる空気」
今日は夕方からの勤務。週末のため、朝から二人体制のところにヘルプに行った。
16時には全員が食卓を囲んで座っていた。私が部屋に入ると、まずHjordis(ヨールディス)がにこっと笑って手を振ってくれた。他の人もとても和やかに座っている。何というか、この場に流れている空気がいつも以上にゆったりしているのを感じる。
キッチンを見ると、二人の職員が楽しそうに唄を歌いながら夕食の準備をしていた。今日は急な予定変更があり、二人は全く交代なしで朝7時から勤務している。相当疲れているはずだが、それは伝わってこない。私もすぐに手伝いながら、観察していた。
今日一日がどれだけ穏やかに過ごせていたのかが、皆の表情から理解出来た。事実、今日は誰も不穏な状態にならなかったし、ケーキを焼いたり音楽を聴いたり日向ぼっこをしたり、楽しい一日だったそうだ。
もちろんこれは各個人の状態にも因るだろう。しかし、職員がこの雰囲気を作り出すことにおいて、大切な位置にいることも確かだ。彼らの行動や言動一つで、いくらでも雰囲気を変えることが出来る。
これは良い意味でもその逆でも。今日の二人は、とても素敵な雰囲気を入居者とともに作ったのだと思う。疲れているときは、相当きついこともある。でも、結果として働きやすい状況になるのだし、何より皆が楽しそうにしていることが一番嬉しいのだから。
Ragnhild(ランヒルド)が手伝いながら焼いたらしく、まずは「ランヒルドに拍手〜!!」と皆で感謝をして食べたレモンケーキの味は、ことのほか美味しかった。
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