重大な犯罪を犯した者は、入札に参加を制限:
基本的には犯罪を犯した者も、刑罰を受けた任期を経過した者も、社会復帰の機会を与えられ、規定に反しない仕事に就くことが認められています。
2008年1月1日に制定された法律、「公開入札に関する法律(LOU)」は、公開入札において過去に重大な犯罪を犯した者は、入札権利を阻止することができるという規定です。これにより、特に経済犯の再発防止を目標としたものであり、マフィアや暴力犯罪グループの活動を阻止することが狙いでもあります。
この重大な犯罪とは、刑務所入所判決が4年以上の犯罪としています。しかし、犯罪者が社会に復帰し、その後なんらの問題も無く、誠実に社会生活を過ごしてきた者には、再出発の機会を与えることを阻止するものではありません。
その一例として、29kgの麻薬所持犯罪で10年の判決を受けて刑務所で過ごしてきた男性が、2005年に出所後改心し真面目な社会生活を過ごしてきました。その後男性が警察への運送の仕事を受け働いてきましたが、警察役員会が男性の過去の犯歴調査をし、不適切と判断して公開入札を無効にしようとしました。
男性はそれを不当として裁判所に申請し、裁判所は男性が犯罪を犯したのは、相当以前の問題であり、その後なんらの犯罪再発もなく、まじめに生活をしてきたものであり、警察委員会はそれを阻止することは不適当であると判断し、男性に運送を業務を継続することは正当であるとしました。
警察官や職場の職員は、男性に対して、とても協力的であり、今回の判定を当然のこととして認めています。たとえ過去に間違いを犯しても、社会生活を再出発したいと願う者には、こうした機会は当然与えられるべきだと、警察仲間では評価されています。
その男性は判定が確定するまでの15ヶ月間はとても長く感じたが、警察官の援助、特に運送業務をしているストックホルム警察署の警察官や職員の援助は、とても心強いものでしたと喜びを語っていました。
犯歴に関連する記載は、ここを クリックしてください。
ちなみに、以前
Länsrätten (行政裁判所)と呼ばれていたが、今年2010年2月15日に、 Förvaltningsrätten
(監査行政所、翻訳はいろいろあると思います)に改正されました。
参考 :
ここで記載している法律LOUとは、 Lag (2007:1091) om offentlig
upphandling 及び Förordning
(2007:1099) om offentlig upphandling och upphandling inom
områdena vatten, energi, transporter och posttjänster
です。
( 2010年7月13日 記載 DN. SVD. STV 資料参照 )
(
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