出産の増加で病院は対応困難:
前ページでスウェーデンの出生率増加について記載しましたが、ストックホルムにあるダンドリード病院の産婦人科は、出産するならばダンドリード病院で子供を産みたいと希望する妊婦が多く、全ての母親の希望通りには対応しきれないと、
素敵な話を紹介します。
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ストックホルムの北部にあるダンドリード病院産婦人科( Danderyds
förlossningsklinik )では、2008年に、6067人の子供が生まれ、昨年2009年度には
2008年度よりも 702人の増加となり、これは約 11.6%
の増加でした。そのためダンドリード病院産婦人科は、全ての母親の希望を受け入れることが出来ず、昨年度のみで 586
人の妊婦に、他の病院で出産手続きをするようにと断らざるを得ませんでした。 |
ちなみに、2008年にダンドリード病院産婦人科で、帝王切開(緊急ではなく事前計画での帝王切開)による出産をしたのは、744人でした。
しかし、この病院での出産希望を可能な限り応じるために、病院では出産後部屋の移動をしたり、出産後に早期帰宅を託したりと職員のストレスも増加し、かならずしも両手をあげて喜んでいるものではありません。
ダンドリード病院産婦人科に多くの妊婦から人気がある理由とは:
1. 父親も同室で出産日の当日宿泊出来る事。
2. 出産した翌日には、家族や友人との面会できる部屋に移動出来る事。
3. 病院の市場調査とマーケティングが成功した事。
| 昨年は一時時期に出産予定の妊婦が増加し、ストックホルム県内で受け入れ処理が出来ないことから、他県の病院で出産計画をするようにと、母親たちに依頼をしたほどです。特に夏季は正職員の夏休み時期とかさなり、受け入れ態勢が困難な事から、マスコミ等を利用して早期にインホメーションを流した事もあります。 |
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当然のことながら母親に経済的負担のないように、ストックホルム県の福祉課は、他県の病院で出産する場合の旅費、ホテル等宿泊費など上限制度はありますが、補助して母親が安心して他県の病院で出産出来るように援助しています。緊急出産の場合
に、ストックホルム県内の病院で対応できず、他県の病院で出産せざるを得ない場合は、全ての費用をストックホルム県が負担します。
しかしストックホルム県内の全ての産婦人科が、何時も満席とはかぎらず病院によってその差はあります。
統計によると病院によっては、2008年度よりも、出産人数が減ったところもあります。病院も民営化の影響で、マーケティングが営業に重要であることがうかがわれます。
下記の表は、ストックホルムのおもな病院での出産数です。
| 病院名 |
Södersjukhuset |
Södra BB
|
Danderyd
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Karolinska Solna |
Karolinska Huddinge |
BB Stockholm |
| 出産数 |
6 167 |
850 |
6 769 |
4 944 |
4 724 |
2 970 |
| 増減率 |
+ 4.2% |
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+ 11.6% |
- 3.6% |
- 4.3% |
+ 5.9% |
注: 増減率の表示は、2008年度に比較して、2009年度の出産率を示す。
また、Södersjukhusetの割合は、同経営のSödra
BBを含めた出産率を示す。

( 2010年1月16日 記載 SCB. LAFA. 資料参照 )
(
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