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社会ニュース( 特集 )

                   

6.勤務時間について:労働時間に関する法律(Arbetstidslag)

スウェーデンは、日本と基本的に異なるのは、職業組合の政府に対する力が非常に強く、政治に深くたずさわっていることである。たとえば、総評組合委員長が大臣になるケースは、少しも珍しくはない。特に社会党が政府を把握している場合は、必ず委員長が何らかの労働工業、経済業務(大蔵大臣職とは異なる)に関する大臣に選出されるのが普通である。ちなみに、現在の工業大臣は、大臣に認定される前までは、総評組合委員長であった。

そのため、勤務時間については、各職業組合ごとに、経営者側と組合交渉がなされ、そこで細部に渡る勤務時間が契約されるが、基本的には労働法にしたがうことになる。これを公約という。

介護勤務者の場合、男女関係無く、一日三勤務交代制度が普通である。ただし、職場によって、勤務時間が大きく異なる。夜間勤務者には、夜間保育所がある。ここに子供を預けることが出来る者は、母子家庭の母親、または妻のない夫が12歳以下の子供を持っている場合などであり、職場によって異なる。

ほとんどは、コミューンが担当しているが、職場によっては会社が担当している場合もある。これは特に、病院など医療関係者の職場に多い、理由は職員確保の問題からである。団体としてはない。

保育所に預ける場合の必要経費は、コミューンの保育所支払い規定に順ずるが、会社の場合は、一部または全額を会社が補助している場合もある。

また地域によって、会社やコミューンが保育所を提供できない場合は、母親はコミューンが資格認定した個人の一日母親(「日中母親」または「デイケアママ」と呼ばれ、スウェーデン語で
dagmammaと言う)に、夜間または昼間に委託でき、母親が夜間勤務のみでなく昼間勤務も出来るように子供の面倒を見るシステムがある。

ちなみに、スウェーデンの保育所は、普通午前6時から午後6時迄で、一日母親の場合は、委託する家族が担当する女性と話し合いで、この時間が決められるのが普通である。この女性の給料はコミューンが支払う。子供を委託する者は、保育所も一日母親の場合も、各コミューンが規定している手数料を、本人の給料で計算されて決定される金額を支払わなければならない。

この金額は少ない。8歳までの子供が数人いて、委託する場合は、二番目の子供に、ディスカウントがつき、さらに三番目にも、さらにディスカウントがつき、4人目の子供からは、普通は無料である。

(2002年8月31日 記載)

 

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