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学校と教育 (2004年)

 
義務教育学校生徒の卒業成績は、4人の内1人は、高校入学基準成績に不合格:

学校庁(日本の文部省に当たる)の発表によると、2002年−2003年学期の基礎教育学校生徒9年生の卒業成績は、3年間引き続いて全体の約25%は高校入学基準の成績認定以下と発表した。これは、4人の生徒の内1人は不合格を意味し、学校庁は学校の教育改善が必要と言う。

コミューンの学校によっては、約40%の生徒が、1または数科目の成績が高校入学基準と規定している、認定「承認」に達していないと言う。

スウェーデンの基礎教育学校の成績基準について説明すると、数年前までは、日本の学校にも見られる、1−5の成績基準が規定されていたが、教育改革により廃止された。
現在は「MVG(非常に良い)」と「VG(普通より良い)」及び「G(普通承認)」の3種類があり、それ以下を不認定成績としている。

高校の入学に必要とする成績の計算方法は、学校で学ぶ全科目の内、スウェーデン語(スウェーデン語を第二国語して選択しいる場合を含む)、英語そして数学の3科目が最低成績(G)の10ポイントを有していることが必要条件である。最高点数の320ポイントを獲得するには、より良い成績を上げた16科目は基準のMVGを獲得していなければならない。
各科目のポイント計算は、MVGが20ポイント、VGが15ポイントそして承認のGが10ポイントとなっている。

学校庁の発表によると、学校の成績はコミューンによって大きく差があり、全国平均では、一期前の年204.6ポイントに比較して、2003年度は205.4ポイントと幾分向上しているものの、全体的には、目標基準に達していない生徒が多いと言う。

スウェーデンの首都ストックホルム県では、215.4ポイント、ヨーテボルグ・204.6ポイントそしてマルモは、全国平均よりも大幅に低く196.0ポイントとなっている。コミューン単位では、中流階級以上の住民が多い、ダンドリード・コミューンがもっとも良く、243.7ポイント。最低は、ストールフォルス(Storfors)・コミューンの170.1ポイントである。

ちなみに、コミューンが経営する基礎教育学校は、全国で1207校、フリースクール(3校のインターナショナル及び3校の学寮制学校を含む)が238校ある。2002年ー2003年度のクラス9年の生徒数は、全国で109.549人。成績平均は、全国平均で205.4ポイント。女子生徒216.0ポイント、男子生徒195.0ポイントと男子生徒の方が女子生徒に比較して悪い成績を示している。これは統計を見る限り、いずれのコミューンでも同じである。

1科目の成績がGに達していない生徒数は全体の8.8%、数科目または、全科目(スウェーデン語、英語及び数学)では、25.3%である。
この基準に達しなかった生徒では、男子生徒6.288人(28.6%)、女子生徒4.880人(22.0%)である。高校入学基準成績を獲得した生徒数は89.7%である。

科目別では変化が見られ、例えば数学は、男子生徒の17%に対し、女子生徒は27%と多い。

スウェーデン語科目では、外国移民者の生徒で、外国で出生している生徒が多い学校のコミューンでは、成績が基準に達しなかった生徒数が多い特徴が見られる。2003年度の場合、外国移民等のバックグランドを持つ生徒は15.5%で、外国にて出生した生徒は8.9%、スウェーデン国内で出生した生徒は5.6%である。
                     


    (SV(学校庁) 資料参照 2004年1月14日 記載)  
                  

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