From Stockholm
HOME 福祉紹介 ニュース 観光・旅行


ミニ情報 リンク集 掲示板


 


学校と教育

 
10人に一人の生徒は、高校に進学する資格(成績)を有していない:

学校庁の報告によると、2002年度の基礎学校最終年(クラス9、日本の中学校3年生に当たる)の10人に一人の割合(10.5%)で、高校進学の成績を得ていない生徒がいる。

特に、スウェーデン語(国語)、英語及び数学科目では進学に必要な最低成績を修めていないものである。調査によると2年前よりは成績が向上しているが、まだ多くの生徒が、この最低基準に達していない原因は、外国移民者の生徒達に対するスウェーデン語第二ヶ国語の教育が、経費節約で教育時間がすくなくなったことだと、学校庁は広報で説明している。

全国調査で70%の回答によると、語学の成績が基準に達していない、その原因は学校側にあるとは言えないとしている。それは、スウェーデンは、他のOECDと比較して、外国移民者の率が高く、家庭における会話は、それぞれの国の言葉で話をしている率が多く、またある程度の年齢に達してから、スウェーデンに移民している事などが上げられる。

調査では、たとえ外国移民者であっても、スウェーデンで出生した生徒と、外国より移民した生徒の違いが明確に出ている。さらに家庭環境が大きく影響し、外国人家族で両親が働いていない、社会保障で生活している家族の子供の約30%は、外国出生であり、同じ生活環境でも、国内出生の子供の16%は、成績が良く、その内わずか7%が父親が働いていない家族である。この調査結果では、父親が働いていない家族の子供は、相対的に成績が基準に達していない。

さらに、外国移民者が多い地域の子供は、移民者でもスウェーデン人が多い地域の生徒に比較すると、この成績がさらに悪い。家庭と周囲の社会生活環境の影響が大きく関与していると判断されると、学校庁は説明している。移民者集合地域の子供は、スウェーデン人の子供と話す機会が少ない事も理由の一つと言われている。しかし、確定的な原因説明にはならず、ま今後さらに調査が必要であると言う。

 (Skolverket資料参照 2003年2月6日 記載)
                                   

                            INDEXに戻る