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痴呆症について (2004年)
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低血圧は痴呆症になる可能性が高い:
スウェーデンの老年医療研究をしているグループが、脳梗塞研究機関誌に「高齢者の低血圧は痴呆症と密接な関係にある事を発見した」と発表している。
それによると、「低血圧の高齢者は、脳への血液循環作業が十分に活動せず、それによって脳細胞に血液不足となり、それが痴呆症になる可能性を高くしている」というものである。ストックホルムの中心地にある地域を対象に高齢者生活調査している、クングスホルム・プロダクトが長期に渡り追跡調査をしてるが、このほど約1000人の高齢者を対象に6年間調査した結果をまとめたものである。
当時何らの痴呆症障害を持たない75歳以上の高齢者を、3年ごとの期間をおいて、6年間血圧検査を実施したところ、血圧変化で高血圧または、低血圧を示した高齢者では、アルツハイマー型痴呆症の障害を示した高齢者が予想以上に多い事が判明。つまり3年間の間に血圧低下となった場合は痴呆症になる警告である。
スウェーデンの場合、75歳の高齢者では、一般的に最高血圧は100mm
Hg以下にならず、最低血圧は70mm Hg
以上を保持することを推薦している。世界保健機構では
120-140/70-80を推薦している。ただし、糖尿病障害者はこの数字以下である事を推薦している。
今回の調査では、最高血圧が3年間の間に160
mm Hg から 15mm Hg
下がった者は、アルツハイマー型痴呆症、または他の痴呆症になる可能性が非常に高い事が判明した。高血圧保持者が痴呆症になる危険率が高い事は、既に知られているが、この調査により低血圧者も注意を要する事になり、この血圧変化がある高齢者は、なんらかの血圧治療を受ける事が必要である。
ちなみに、年齢が進んでも最高血圧
140 mm Hg、最低血圧 90 mm Hg
迄にとどまってる人は、健康な生活と長命が約束されていると言われている。つまり、血圧検査を定期的に実施する事が、将来痴呆症になる可能性について早期発見または判断となる。
また、血圧140−80 mm Hg
以下では、脳卒中を起こすことはきわめて少ないのに対し、150−90
mm Hg
以上では、明瞭な差をもって脳卒中の罹患(りかん)率が増えるといわれている。ただし、60歳を過ぎると、最高血圧が
150 mm Hg
を超える人が多いことから、世界保健機構の基準では、160mm
Hg までを正常とする考え方もある。
( Stroke、DN 参照 2004年9月4日 記載 )
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