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福祉情報

 
同一施設の中に二種類のディケアーセンター:

高齢者施設の中に、ディケアーセンターがあるのは、どこの施設にも見られ珍しくはないが、同じ建物の中に、二種類のディケアーセンターがあるのはユニークである。その一例を紹介する。

ソルナ・コミューンにある、高齢者施設Hallen(車庫の意味であるが、高齢者の車庫ではない。この施設がある敷地は、廃止される前の路面電車の車庫であったことから名付けられた。)は、高齢者施設の総合施設であり、この敷地内には、サービスハウス、グループホーム、ナンシーホーム、リハビリセンターなどがあり、さらにホームヘルパーの待機所、足の治療室、美容院、地域診療所の夜間診察室などもある。

その建物の内、サービスハウスがある施設には、日本でいう一階に、普通の高齢者がいつでも訪問できるディケアーセンターがある。その中には機織機や、図書室、大工作業室(植木などの手入れも出来る)、応接室などがあり、トランプをしたりして余暇を過ごしている。

毎日月曜日から金曜日まで、地域内の高齢者が訪問して、仲間と共に一日中滞在し、夕方になると帰宅する。このディケアーセンターには、常に職員がおり、いろいろなゲームなども楽しく一緒に指導しながら高齢者と過ごしている。

同じ建物の3階には、サービスハウスの廊下の奥に、痴呆症高齢者のみを対象とした、ディケアーセンターがあり、朝自宅からタクシーで来たり、家族が送迎してくれる。午後の帰宅は早いが、介護する家族には、息抜きの出来る時間であり、大変に喜ばれている。このディケアーセンターにも常に職員が介護をしており、一日を楽しく有意義に過ごせるように努力している。

一階のディケアーセンターと異なるのは、一階のセンターの出入りは自由で、ドアーにも鍵はかかっていないが、この痴呆症高齢者専用のディケアーセンターの出入り口ドアーとベランダへのドアーには常に鍵がかかっており、高齢者が自分ドアーが開けられないようになっている。安全対策のためである。

  (2003年12月17日 記載)

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