2006年度の身体障害者及び高齢者の手数料等について:
その2. それでは、実際の手数料計算はどのようにしているのか:
医療関係の費用、高齢者福祉、介護費用などには、基本的にすべて手数料がかかります。支払う金額がどのくらいなのかは、どこの地域(コミューンまたは県)に住んでいるかによって異なります。また、同じ支払い項目でも、地域によって手数料が異なります。福祉及び介護手数料は、コミューンまたは県がそれぞれ決定します。
- 病院、地域診療所における診察、手術、リハビリなどの医療関係諸経費は、県の医療費予算から支払われ、運営されています。そして国民が診察などを受けるたびに支払う料金には、規定されている一定金額以上を支払う必要のない上限制度があります。これは、最初の診察訪問日から一年を計算し、その期間内に何回診察を受けたとか、入院したなどには無関係です。
また、緊急を要する歯の治療を受けるため、歯医者の訪問者にも適用される場合があります。
- 医薬品:
医者が記載する処方箋によって、購入する医薬品についても、独自の上限制度があり、最初に医薬品を購入し支払いを開始した時から、一年以内が有効となります。また、この上限金額に達する前に、医薬品が高価で支払いを一度に出来ない患者に対しては、数回に分けてクレジット支払いの手続きを、薬局にて受ける事ができます。
- コミューンの福祉、介護手数料:
上限制度は、高価な手数料が、国民の負担にならないように保護するものです。これらは最高額手数料と呼ばれ、法律によって一ヶ月の最高手数料金額が制定されているものです。例えば、訪問介護手数料、ディケアーセンター、ディセンターなど、およびコミューンが担当する医療関係の手数料等を含みます。
2006年度ー上限金額表
| 1 |
医療関係費 |
900
kr/年 |
| 2 |
医薬品 |
1
800 kr/年 |
| 3 |
コミューン福祉、介護諸経費
1) 訪問介護、ディーセンター等、およびコミューンが担当する医療関係費 |
1 588 kr/月 |
| |
2) 高齢者特別住宅賃貸費 |
1
654 kr/月 |
ある高齢者の計算です。数字はスウェーデンクローネです。
| 1. 手数料の基本計算となる項目 |
エリックソンの場合、月額 |
| 年金、(税引き後) |
6 000 |
| その他の収入(銀行利息等) |
0 |
| 住宅手当(BTP) |
3 610 |
| 合 計 |
9 610 |
| 2. 本人の必要経費 |
|
| 家 賃 |
4 500 |
| 生活最低保障金額 |
4 281 |
| 合 計 |
8 781 |
| 3. 手数料金額の計算差額 |
829 |
高齢者エリックソンの最低生活必要金額は、8
781クローネとなります。そのためエリックソンの手数料は絶対に
829クローネを越える事はありません。ただし、これは一例であり、ここに記載する生活最低保障金額は、コミューンが決定権をもっているため、在住するコミューンによって、その金額が異なりますから、手数料金額の計算される差額も異なります。
(SOS. 2006年1月12日 記載)
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