From Stockholm
HOME 福祉紹介 ニュース 観光・旅行


ミニ情報 リンク集 掲示板

 

福祉情報(2006年)

  ホームページ訪問者からの質問に解答:その4.

質問:
認知症患者に対して介護者の精神状態が影響するように感じるが、どうだろうか。


解答:
脳血管性
認知症の人は、予想以上に相手の精神状態の影響を受けます。いうまでもなく、感情に関する精神面では、障害の場所にもよりますが正常に近い状態だからです。会話する言葉の選択を誤らないことが必要であり、特に本人が受けている教育、職業を事前に把握しておくことが必要です。
アルツハイマー型
認知症の場合は、初期および中度の時期は、職員または介護者の精神状態は、まともに影響を与えます。重度の認知症の人には、この問題はほとんどありません。

認知症患者に対して、よい影響を与える刺激について

質問:
視覚(色彩)刺激はどうだろうか。

解答:
アルツハイマー型認知症高齢者の色彩感覚とその影響については、現在あまり深く研究されていません。そのために、ここでは私自身が各種の認知症高齢者を対象にした、テストとその結果により、まとめた範囲について記載いたします。この項目については、「色彩心理の活用」をご覧ください。

質問:
音(音楽、リズム等)刺激はどうだろうか。


解答:
音楽は、入居者の好みをよく確認して使用してください。特にクラッシックを若いときに好んでいた人には、民謡や演歌は逆効果です。バックミュージックとして利用する施設がありますが、常に音がすると精神的安定感がなくなり、イラつきを与えることになります。音楽療法として利用する場合は別です。しかし、民謡などを唄う時に、テンポの狂った、音痴の職員は歌わないことです。逆効果でやる気をなくさせます。

また、多くの施設で入居者をまとめて音楽療法として、参加者の過去の教育や趣味に関係なく、歌を唄ったり、演奏したりしているのをよく見かけますが、必ずしも良い音楽療法とは思えないところがあります。再検討する必要があるのではないかと思えます。

質問:
接触刺激はどうだろうか。


解答:
接触する場所に注意してください。相手が触れても良いと準備をするまでしないことです。特に頭などにはふれないでください。やさしく頬などに触れるのとは意味が違います。指先などのマッサージは、相手との会話のコミュニケーションをとりたい時には、とても良い効果があります。マッサージをする時には、肩から順番に、腕、ひじ、手首、そして指先へと移動するようにしてください。肩のマッサージが終わり腕に移る時に、タオルなどを肩にかけてやると温かみが残り、気持ちが落ち着きます。ひじから先の腕や手首、指先のマッサージは、必ず本人の目の前からしてください。相手に不安を与えない身体に触れてもいい場所とは、肩からひじまでの間です。その他の身体の部分は、よく知り合った間柄でない限り、最初からふれることは避けてください。

質問:
動物などの刺激はどうだろうか。


解答:
動物を利用する時には、必ず本人が動物を好きなのか、特にアレルギーの問題はないのかを確認してから、利用してください。動物は必ずしも効果があるものではないことをよく理解しておいてください。必ず動物の病気などの検査を事前にしてください。

( 2006年7月17日 記載 )

        福祉情報INDEXに戻る     前のページ     次ぎのページ