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福 祉 情  報(2011年)

   

悪用される福祉:

社会福祉法が改定され高齢者福祉のみでなく、病院、身体者障害施設、厚生施設、障害者援助を目的とした「アシスタントのシステム」と、ろいろいろな福祉業務が民営委託されています。民営化によって、一部では問題発生があり、一部ではそれなりに良い福祉を提供しているなど、いろいろな企業が参加して現在に至っています。しかし、時には、マスコミに報道されるような悪質な問題発生もあります。裁判で福祉業務の不正利用をして判決を受ける例があり、「アシスタント制度」システムを悪用して、不正に利益を上げる個人または会社が多くなっています。

 

アシスタント利用者数は2000年には 9 684人でしたが、2009年には 15 858人まで増加しており、今後もこの利用者数は増加すると予測されています。こうした利用者数の増加に伴い、税金をごまかしたり、不正に国から手当てを受領して 、生活費などに充てるアシスタント企業や個人利用者がいます。2009年度のみで、400件の新規のアシスタント営業申請が提出されています。


利用業種別を見ると、2009年度に 15 858 人の利用者の場合、 7 549人がコミューンのサービス、 1697人が各種協会、 6 151人が企業、 440人が自己管理、 21人が複数のサービスを受けています。2009年度アシスタント費用が支払われた金額は 21 753 ミリオンクローネにもなります。注: 217億クローネです。

 

スウェーデンの福祉システムは、基本的に国民が正直に申請して、正しく利用してくれるものとして提供しています。しかし、仕事もない外国移民者や国民のなかには、こうした善意のシステムを逆利用して、補助金で生活をする人もあとを絶ちません。補助金を支払う国民保健局は、医師の診断書があり、本人および家族との面会をして、必要と承認した時に補助金の認可しますが、家族または医者ぐるみで計画的に演技して偽りの申請する場合は、真実を確認することは困難です。民間からの報告や時々実施する抜き打ち検査で、悪用していることが判明する程度です。現在国民保健局が、犯罪の疑いがありとして警察に申告し、調査しているのは全国で約30件ほどあります。

 

下記に最近の犯罪例を記載:

  1. ヨーテボルグ地区のハーレンでは、息子が自動車事故をした後、全身麻痺して何もできないからアシスタントが必要と、父親が補助金とアスシタントの申請し、暴露されるまでに400万クローネ補助金を受けていた。
    裁判で、3年の懲役判決を受けた。
     

  2. 50歳になる男性が病気で身体が自由に動かせないと、自分の息子たちをアシスタントとして雇用申請、暴露されるまでに、650万クローネの補助金を受け、3年の懲役判決を受けた。
     

  3. 32歳になる男性が、CP( 脳性麻痺 )の病気で自分食べることも、衣服の着衣行為もできないと、暴露されるまで2社のアシスタント派遣会社と計画的に契約して、470万クローネ補助金を受けた。

     

    32歳の男性は3年の懲役、アシスタント派遣会社の職員等関係者7人が、犯罪に協力したとして判決を受け、そのうちの3人はそれぞれは3年の懲役判決を受けた。 この犯罪でアシスタント会社と本人がごまかして得た補助金合計額は7500万クローネで、スウェーデンでは過去最高金額です。

    この犯罪は障害者である本人が、遊園地でウサギの姿をしたピエロと一緒にダンスしているところ写真に写されて暴露したものです。

CP(Cerebral palsy)、「脳性麻痺」について:
スウェーデンでは毎年10万人の出生児の内、200人程の児童が脳性麻痺と診断されています。

 

アシスタントについて、国民保健局の統計より抜粋して一部掲載:

 


 

アスシタントの利用者数は、毎年増加の傾向にあります。

 

その他のアシスタント統計資料に興味のある方は、「アシスタントの統計」をご覧ぐたさい。

 

 

  ( 2011年1月27日 記載 FK資料参照  )

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