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福祉情報

 
病院に労働環境監督局の無通告査察:

労働環境安全基準監督局は、病院および福祉施設など介護職員の、労働安全について病院や福祉施設の立ち入り調査をすることになった。

介護労働による何らかの障害を受けた病気休暇の増加が最も多いのは、、患者を持ち上げたり、トイレやシャワー、ベッド移動作業で不自然な動作から、腰を痛めたり、腕を傷めたりする障害を受ける看護婦および介護職員たちである。

基準監督局の査察官が特に重要視しているのは、病院の定員以上の患者、各病室のベッド数増加により、職員の作業に必要な自由な作業領域が少ないことによる、不自然な動作を余儀なくさせられている作業環境、ベッドの配置の不適切、リフトの器具の使用が不可能なベッドの配置状況など、これら諸問題が、職員の障害を多く与えている原因と調査である。

民営化により、患者の入居増加、定員数を超え診察待ちの患者のベッドが廊下に並べられている状況は、今では珍しくない。経営効率化を優先するために、職員の環境問題は二次的になり、監督局は結果的には、この状況で病院経営者および職員と患者共に、利益を失うことになると言う。

例えば、一例を記載すると、監督局が環境基準として規定している、部屋のベッドの位置は、ベッドの周囲は壁から最低80cmの幅がなくてはならない。これは職員がベッドの患者移動作業に必要な行動領域である。

しかし、多くの病院では、ベッド数を増加させるために、これらの領域は少ないか、又は壁に密着し作業領域がないところが多い。先頃マルモ市のある病院は監督曲の数回の指導にもかかわらず、改善しなかったとして罰金を支払った。

他の問題で多いのが、トイレやシャワー室が狭く介護職員が援助しにくい事、ドアーも狭くて車椅子による出入りが困難などである。監督局の2年前の調査では、女性の准看護婦および介護職員が定期的な作業により、毎週疲労が激しく、肉体的な障害があることを指摘しているが、何らの改善すらされなかった病院もあった。

そのために、今回は全国の監督局が担当する内の13県内で、今年(
2003年)3月10日から3週間に渡って、集中的に無通告査察をすることになった。

査察目的は、長期的な環境改善指導であり、短期的には職員に労働環境安全の認識指導である。

  (SOS LOT 資料参照 2003年3月8日 記載)

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