From Stockholm
HOME 福祉紹介 ニュース 観光・旅行


ミニ情報 リンク集 掲示板

 

福祉情報(2004年)

 
ストックホルム県の病院または地域診療所にて使用する医薬品の残り、または未使用の医薬品を年間、約6千万クルーネ(日本円換算、7億2千万円)廃棄処分:

このほど医薬品の処理について、ストックホルム県内の病院、地域診療所、在宅治療訪問などによる、使用残りの医薬品及び未使用の医薬品について調査したところ、県内で一年に使用している医薬品の10%、金額にして約6千万クローネの医薬品を廃棄処分をしていたことが判明した。

医薬品等危険物廃棄処理をしている、委託会社ステーナ・ミリヨーによると、大きな病院のみで、毎日平均100kg−150kgの医薬品関係を廃棄処分しているという。この量は1日に国営医薬品店で取り扱う一店舗分に相当する。この中には、医薬品のみでなく使用済みの注射なども含まれている。

病院側は経費節約のために出来る限りの節約処置をしているが、ある程度の未使用医薬品の廃棄や不必要となった医薬品の廃棄処分は、止む得ないと説明している。

しかし、6月に報告された3.700人を対象にした調査資料によると、例えば高齢者が使用する医薬品の量は毎年増加の一途にあり、多くの高齢者が多種類の医薬品を服用していると報告されている。

調査によると高齢者一人当たり平均して10種類の医薬品を服用し、しかも、何人もの医師が同じ高齢者に処方箋を記載しており、同一薬品を何回も購入していることになっているという。原因の一つとして考えられるのは、常に新しい医薬品開発が行われ、医師が新薬品に興味を示し高齢者に試用させている事も理由ではないかという。

調査報告では、患者に提供する医師が、患者が現在服用している薬品について質問をしないまま新しい医薬品を処方している現状を改善する必要があるとしている。

  (IT.SVT 2004年8月7日 記載)

        福祉情報INDEXに戻る     前のページ     次ぎのページ