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福祉情報(2004年)

 
外国にて高齢者住宅生活体験:

高齢者20人のグループによる、スウェーデン最初の外国にある高齢者住宅施設で、生活体験を計画。

ストツクホルムの北部にある、タェービィ(Täby)コミューンは、スペインの南の島、マジョルカにある、モダンな設備を備えた高齢者住宅にて、同コミューンの高齢者20人を、短期介護を計画、その最初の一団が11月の始めに渡航し4週間生活を体験することになったものである。

これは試験的プロジェクトで、11月は国内は既に冬季、しかしマジョルカはその時期は、まだ太陽がさんさんと輝き、気候も一番良い時に、高齢者が太陽をあび明るい日差しの中で生活をすれば、精神的のみならず肉体的にも最良の介護を受けられると、住宅公団HSB介護グループの提案にコミューンが応じ、渡航を共同企画をした。

全国のコミューンの中には、この企画に既に興味を示し、HSB介護グループが説明会を企画し、タェービィ・コミューンがまずテストすることになったが、この計画の中には高齢者の生活レベル向上のみでなく、介護職員不足を補うために、職員が同行する計画を組み込むことによって、介護教育を受けた職員が就職する事を期待したものでもある。

コミューンの計算では、国内で介護をするよりも、経費は安く一人当たり一日 Skr 1800:-に対して、マジョルカでは一日 Skr 1000:- で、4週間で20人の高齢者介護経費を計算すると、旅費及び介護職員が同行しても安く、全国のコミューンが参加するようになれば、常勤のスウェーデン人介護職員を施設に滞在させることも計画しており、更に国内で介護するよりも経費節約になると計算している。

ただし、問題が無い訳ではなく、事故発生時の責任問題、運営から介護等の監督などを明確する事が必要だとしつつも、すでに国内40のコミューンが興味を示し、タェービィ外国介護試みの結果と、その評価報告を待っている。

HSB介護グループは、この企画がうまく行けば、今後定期的にマジョルカに高齢者を送りたいと計画しているが、高齢者の誰がその恩恵を受けるのか、選抜をどのようにするのかは、まだ明確ではなく、渡航までにその基準などの諸問題を解決しなくてはならない。

また、議員の全員がこの計画に両手を挙げて賛成しているのではなく、高齢者福祉経費の節約計画では、2005−6年に3700万クローネしなくてはならず、その問題をどのように解決するか、その検討することを先にすべきだと反対している議員もいる。

また、高齢者協会では、もし高齢者が経費の一部負担をしなくてはならない場合、貧富の差によって選抜がなされる危険性があり、コミューンはどの様に考えているのと、その問題解決を明示して欲しいと要求している。

   ( KOM.DN 資料参照 2004年6月22日 記載)
  

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