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福祉情報(2004年)

 
貧困者は医薬品の購入禁止??

スウェーデンでは、数年前から、国営薬局で医者の処方箋による医薬品の購入の際、支払いシステムの簡易化と、スリや窃盗などの被害を、特に高齢者たちから守る為に、今までの現金支払いをクレジットカードによる支払いシステムに導入し、利用者の評判は、「いつも多額のお金の入った財布を持ち歩く危険もなく、支払いに立ち並ぶ事もない」などと良い。

しかし、その結果経済的に余裕のない、失業者、年金の少ない定年者、経済的余裕のない貧困者達が利用するケースが増加、その結果クレジットカードによる未支払い金額が増加、または支払い能力がない者が増加したことから、ある一定の金額と期間支払いをしなかった者に対しては、全面的にクレジッカードによる医薬品の購入を停止した。

クレジットカード支払い停止を受けた者とは、上記に記載した人たちである。国営薬局のDagens Medicin(DM)報告によると、現在1万2千人がその対象という。しかし、この支払い停止に批判が無いわけではなく、それによると支払い停止金額の基準は、Skr 300:−以上であり、制限金額を上げるべきだと言う。

国営薬局の説明によると、停止を受けた者は、一回のみの未支払いで停止しを受けているのではなく、何回も催促されながらも、支払いを完了することなく、続けて医薬品を購入していた人達と説明。

DMによると、2002年には、9.734人がクレジットカード使用停止、翌年2003年には10.393人と増加。強制支払い命令を裁判所より受ける者の三分の一は、現在も病気中で医薬品が必要であり、あまり良いこととは言えないとDMは記載している。しかし、社会省では、支払い停止を変更する予定はないと発表。

   (DM 2004年8月8日 記載 )

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