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福祉情報

 
全国の高齢者施設では、介護者不足を補うために、無教育の職員を採用:

スウェーデン全国の高齢者施設では、長期に渡る介護者不足である。社会福祉局の調査では、多くの施設が職員不足を補うために、職業安定所で職を求めている人を施設に紹介、彼らは無教育のまま介護の仕事についている。

そのために、施設における介護のレベルは落ちて、高齢者の生命の安全にまで影響のおそれがあると認定しつつも、人手不足で対策の方法がないと発表している。なんらかの早期対策が必要だと、2月の初めに政府に報告書をまとめて提出した。

報告書によると、職員不足は、もう限界にきており、介護者が退職していく空席を補えなくなったとしている。法律で既定するコミューン及び県が保障している介護は成されず、家族の負担も大きくなり、高齢者が必要とする最低の介護すら受けられなくなっており、これは大きな問題であり、なんらかの対策を必要とする。

更に、リハビリ等も職員不足で、十分に活動せず、悪化させている状態である。このままでは、高齢者生活の質の低下、安全に大きな問題が発生しかねないと言う。

:現在10人の職員の内4人は、介護教育を受けていないが、彼らの援助なくしては、スウェーデンの高齢者介護は成り立たないと言う。特に教育を受けている新規職員採用は、ゼロに近いと言う。さらにこれらの職員不足がマスコミに報道されることにより、教育を持つ元職員は、任務の負担増加が予想されるために、介護職を避けている者が多いと予想されている。

施設では職員の給料(現在月給は平均約16.500:−kr)問題もあるが、一番大きな問題は勤務時間と、職員が責任を持って介護できない問題、また優秀なリーダー不足も大きく影響している。さらに施設長自身、経費節約で 部下の幹部職員不足となり、一人で80−100人近くの職員を把握しなくてはならず、施設長のなり手もすくなくなってきている。

 (SOS 資料参照 2003年2月13日記載)

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