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高齢者のホームヘルプ必要性認定検査しないコミューン:

ある一定の年齢に達した全ての高齢者は、介護必要性の査定なく、一日ある一定の時間ホームヘルプを受けられる権利を有するべきであると、今年(
2003年)社会福祉大臣が国会に提案した。

一部のコミューンでは、すでにこのシステムをテストとして活用しているが、現実には法律によってある制限があり、全てのコミューンが活用しているわけではない。政府の各党派は、現実にこのシステムを活用するに要する予算がないのに、政治的広報のみを目的として提案すべきではないと抗議している。

リンショピング(
Linköping)コミューンでは、すでに1993年から、全ての75歳以上の高齢者に、何らの査定もなくホームヘルプ・サービスを実施している。一ヶ月に12時間査定なくホームヘルプのサービスを受けることができたが、先般政府が新しく上限制度を制定したために、現在は一ヶ月6時間となっている。さらに2001年からは、個人的に必要な介護内容の査定もなくしている。

一例をみると、数年前に脳内梗塞の障害を受け、車椅子の生活をしているある女性は、一ヶ月に6時間のホームヘルプと、毎日約一時間の個人的に必要な援助として、買い物、掃除、洗濯などの援助介護を受けている。

つまり利用者が何の援助をして欲しいのか自由に選択できるところに利点がある。個人的サービスは、無査定であるが経費は各自が、コミューンの規定する利用金額を支払わなければならない。個人援助サービスの経費は、年金によるが上限制度により一時間最高
Skr195:-となっている。

婦人は、私が最低必要とする援助を受けており、コミューンのサービスに満足しているが、本当はもう少し援助して欲しい時間が必要だが、経費があまりに高く自分の年金では支払うことができなくて、我慢している部分もあると言っている。

リンショピングには、現在75歳以上の高齢者1800人が、この6時間無査定サービスを受けているが、その内600人が婦人と同じホームサービスを受けている。

コミューンは、このサービスを提供することにより、確かに経費は増加しているが、査定員の職員を増加して多くの行政事務の時間と人件費を計算すれば、無査定システムによる介護をサービスすることにより、高齢者がより良い生活をして、健康に生活できれば、医療費など諸経費を計算すれば、結果的には経費の節約となると言っている。



  (
DN. SOS 資料参照 2003年3月2日 記載)

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