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介護職員が施設入居者に暴行:

老人ホームに入居している94歳になる痴呆症婦人が、介護職員より暴行などを受けていたことが、発覚し二人の介護職員は、勤務一時停止の警告を受けた事件があった。南部地区のギスラヴェード(Gislaved)コミューンにある、痴呆症老人を収容している老人ホーム、ヘムゴールデン(Hemgården)で、今年1月24日に起きた事件である。発覚したのは、同婦人の息子が母親を訪問した際に、耳や手の甲に青痣(あざ)があることに、不信を抱き母親に聞いても何も答えてくれなかった。

息子は職員の介護に不信持ち、音声で自動的に録音する小型テープレコーダーを、母親の部屋にある物入れに装置し、次の訪問の時にテープを聞いて実情が判明し、コミユーンの社会福祉課に訴えたものである。

こうした事件は、この施設が例外というわけではない。エーデル改革の後、民営化が続き経営者は本来の介護より利益と実績を追求するようになった。職員不足、職員一人当たりの要介護者の増加負担、正規職員の数が少ないことから、介護教育を受けていない臨時職員の増加、要介護者と職員とのトラブル増加などが要因と認められると、施設長は説明するが、本人自身それが暴力への弁解にはならないと説明している。

事件が発覚した当時は、同施設の職員たちは「大変に悲しいことです。こうしたことがあってはならないと思う。信じられない」などとマスコミに話していた。しかし、この施設では、この二人の職員だけが例外ではなかった。

事件が発覚し調査していく内に、昨年の12月に、この施設に介護学校の生徒が実習をした時、職員の暴言やある程度の暴力などが、実は日常茶飯事のごとく他の職員によってもされていたことがあり、生徒はこの施設で実習勤務を嫌って学校に中止を申請したことが判明した。

学校側は、この届により社会福祉局に実情報告をしたばかりであったと報道されている。施設側はそれに対して「職員が青痣の暴力を受けたのではなく、要介護者が青痣を受けていたもので、社会福祉局に届をしていなかった」と弁解をしていた。

検事は、この事件につい公判申請をするかしないか検討中という。

(SVT.DN.SVD.METRO 参照 2002年1月28日 記載)

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