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知的障害者養護学校:
 
スウェーデン国内に新しく建設された、普通の学校の中に養護学校を設置、一般生徒との交流をはかり、生徒たちが障害者について、日常の学校生活を通して自然に理解することを試みている養護学校を紹介します。

この養護学校には、重症心身障害児・者(
1420歳)14名 3クラス編成からなり、月曜日から金曜日まで、祭日を除いて障害者訓練をしています。この養護学校の生徒は、先天性知的障害に加えて身体障害のある重複障害者で会話能力は困難、そして歩行困難などの障害を持っています。


居住地は自宅またはグループホームですが、いずれも
24時間アシスタントが付いていますが、それはコミューンから派遣されている職員であったり、家族であったりします。学校と家庭の移送サービスは、コミューンから提供されておりもちろん無料です。運転手は、本人の精神的な面を考慮して可能な限り、同じ運転手による移送を心がけるようにしています。運転者は、約2週間の知的障害者に付いての教育を受けています。

家庭から学校間の移送はいわゆるドアーツードアーのシステムで、家族や職員に必ず直接障害者の移送をして、常に移送間の異常の有無について確認報告をする義務があります。異常があった場合は、必ず本人の連絡帳と学校の報告書には期日、運転者の名前、報告内容を明細に記載しなければなりません。

この養護学校建設の時には、勤務する職員の希望が多く取り入れられており、デザインやカラーなどについては、専門家と細部にわたり話し合い完成させたものです。それは設計段階で福祉関連補助器具の専門会社,教育庁派遣のインスペクター, 大学病院の耳鼻科
エンジニア(補聴器調整者),コミューンの学校担当者,建築デザイン者,建築設計者,福祉補助担当者,カラーコーディネーター,施設環境責任者が関わっています。
 

特に日常の生活訓練と動向線についてもよく配慮されており、各部屋に室内の装飾、カラーなども異なり、生徒が今自分はどの部屋にいるのかを確認しやすくなっています。また室内の廊下を利用して、車椅子に乗ったまま環境訓練も出来るようになっています。
実際には本人が重度の障害のために、自分で廊下の床にある動向線を伝って移動することは出来ません。そのために、廊下の床には信号配線をしてあり、車椅子を載せて移動できる車体があり、その上に車椅子に乗ったまま移動できるようになっています。もちろん、その移動を停止たり、前進または後進できるようになっています。


カリキュラムとして、教員のほかに作業療法士,運動療法士,言語聴覚士,音楽療法士,医師等が必要に応じて教員の要請で外部から来ます。生徒の時間割は個々で異なります。毎朝,教員,アシスタントとともにクラスごとに集まって,学校に来ていることの確認します。一人ひとりの名前を呼び、本人が返事をするまで待ちます。
 

学校は基本的には午前9時までに登校、各種の訓練や遊戯をし、昼食をは職員とアシスタントを含めてします。午後1430分から帰宅準備,迎えに来た移送者にて15時下校します。毎週金曜日は下校前に、歌を歌う時間があり、みんなで歌を唄った後解散し帰宅します。
連絡帳には、家族や運転者、アシスタント、学校職員そのたかかわりあった者が毎日報告を記載します。本人のみならず家族にも状況判断が理解できやすいように、連絡帳にはデジタルカメラで撮影した写真を、印刷し貼り付けるようにしています。
歌を唄いながら職員と車椅子ダンス リラックスルーム 固定用具



  ( 2007年2月11日 記載 )

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