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痴呆の介護の仕方
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「痴呆症介護ガイドブック」
27-1 『痴呆性老人との会話の仕方』
1。 『挨拶、説明、同意』
介護者は自分の仕事を始めて、最初に痴呆性老人に会った時は、かならず「おはよう」とか、「元気ですか」などと挨拶をして下さい。
その時の気分で老人は返事をしないかもしれません。しかし老人は、担当のあなたが来てくれたことを知って、それまでの不安やいらつきがなくなり安心します。
いろいろな質問や要求をしてきた場合、なんかの都合でそれが出来ない時には「今忙しいから、あとでしましょう」など説明しても、相手が納得しない時は、ゆっくりと話して、説明を簡単にしてください。
相手はあなたの事情とは無関係です。自分の事しか考えられないのです。断れば相手は「あなたは私を嫌って相手にしてくれない」と思い、信頼感がなくなります。いらつかないで、声を高くしたり、強制的な言葉などはさけて下さい。
時には相手が納得してくれないかもしれません。その時は相手の気持ちをよく聞いて、出来る限り了解が得られる様にして下さい。いやがることを無理にしても子供と同じで、さらに反抗してくるだけです。
2。 『名前を呼ぶ』
痴呆性老人は、自分の名前だけは、記憶障害が始まっても意外と覚えているものです。また本人の記憶を取り戻すためにも、自分自身が誰なのかを確認させるためにも、努めて相手の名前を呼ぶようにして下さい。
必ず名前を呼ぶ時は、相手の目を見ながら正面から声をかけて下さい。そうすれば本人は自分のことだと分かります。そして相手が返事をするまで目をはなさいで下さい。
時には相手の手に自分の手を添えながら、名前を呼んで下さい。本人は自分の名前なのだと確認することができ、また納得します。
(2004年1月26日 記載) INDEXにもどる 前のページ 次のページ
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