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痴呆の介護の仕方
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「痴呆症介護ガイドブック」
27-4 『痴呆性老人との会話の仕方』
7。 『スキンシップをするように』
痴呆性老人と話しをする時や、散歩をする時などに、介護者は小さな子供とする時のことを思い出して下さい。
話しをする時に相手の手に、自分の手を合わせるようにして話して下さい。時にはやさしく肩に手をかけるだけでも、老人は自分は無視されていないことを知り、老人との信頼感ができあがります。
そっと、やさしく触れてください。
しかし特に男性の老人とのスキンシップは、性的行為と誤解されることもありますから、その老人の性格などをよく理解した後に、行動するようにこころがけて下さい。これはまた若い男性の介護者が、婦人を介護する時にも、同じように注意を怠らないことが必要です。
8。 『相手の目の高さで話しをするように』
子供に注意したり話しをする時に、あなたはどの位置で話しをしますか?無意識に膝をまげて、子供の目の高さに合わせて、相手の目をみつめるように話しをしていると思います。
痴呆性老人にも同じことがいえます。ただ痴呆性老人には身体が大人なので、つい忘れてしまい、立ったまま話しをしたり、椅子に腰掛けている老人に対しても、上から見下ろすように話しをしやすいものです。
立っているあなたを見つめる老人の目は上向きになります。これはちょうど叱られた子供が、大人を見る状態に似ています。老人は叱られていると解釈したり、命令されていると思います。そんな時は話しを聞こうとはしません。また下にうつむいてしまいます。それでは相手の目による意志表示が掴めません。
ことばの障害がある老人には、目でなにがいいたいのか訴えてくることもあります。できれば目の高さより、少し下側から相手を見上げるように話しをして下さい。相手からは、ちょうどあなたを見下ろす形になり、老人は安心して話しができます。
(2004年1月30日 記載)
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