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痴呆の介護の仕方(2004年)
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「痴呆症介護ガイドブック」
28-2 「会話のときに注意すべきことは」
3.「会話をしているときに、相手の目から自分の目をはなしたり、よそ見したりして話さないこと」
痴呆性老人は、意識、知性、感情能力が低下することから、相手との会話に集中することができません。現在、老人の目の前にあることのみ意識があり、介護者の顔や目を見つめて話しをすることはできます。
しかし介護者が老人の目を無視して、他の方をみたり、話し中に目をはなしたりすると、老人は自分の話しを聞いてくれないと解釈したり、あるいは介護者が見る方向を同じように見たり、会話をやめたり、なにを話していたかを忘れて、会話を続けることができなくなります。
痴呆性老人の会話は、相対的に短いものです。ほんのわずかの時間です。老人の言葉を一生懸命に聞いてあげて下さい。老人の心には、満足感とやすらぎが残り、ストレスもなくなり異常行動や徘徊なども少なくなります。
4.「相手が自分の話しや注意をきかないからと、相手の身体をゆすったりしないこと」
老人は介護者の会話を、理解する能力が低下しています。時には介護者の指示に従いたくないのかもしれません。そんな時老人は、介護者の会話を無視して、他のほうを見たりしますが、自分の注意を向けさせるために、老人の身体をゆすったり、手を強く握って自分の方に顔を向けさせようと、強制的なことや、老人がいやがる無理な行為はしないで下さい。
老人は暴力をされたと思い、思いがけない力で、急激な抵抗をすることがあります。
男性の老人の場合は、特に介護者が女性であるときは、殴ったり、押したりなどの暴力行為をすることがあり、介護者自身が怪我をすることもあります。
(2004年2月8日 記載)
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