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痴呆の介護の仕方(2004年)
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「痴呆症介護ガイドブック」
29-3 「食事と栄養について」
3. 「栄養バランスを考えた食事を与えるように」
栄養士や医師と相談して、老人の健康状態にあわせた適切な食事を与えることが大切です。
たとえば、老人にあわせた一週間のメニューを決めて、時には老人の好物を添えて食欲を増加させる考慮も必要です。
施設では一週間分のメニューを表にして、食事の内容を絵に描いたりして、老人の部屋や食堂に張り出すと、訪問する身内家族も、老人達が何を食べているのか知ることができ、よいインホメーションとなります。
施設の場合は栄養士などがいて問題はあまりありませんが、自宅介護では介護に追われている家族には、なかなか栄養について考慮していく余裕がありません。その場合は訪問介護する職員が、施設の栄養士や家族と相談し、老人に適した食事ができるようにアドバイスすることも必要です。
毎日食事の栄養バランスを考えながら料理をつくることは、身内家族には大変に手間がかかり難しいことです。そのためには食事の計画表を作成するなど、家族の負担を軽くすることも、間接的な介護となります。また地域によって食事の出張販売をしている会社などと契約して、常に栄養のある食事が与えられるようにすることも考えるとよいでしょう。
食事は一度に沢山食べさせるのではなく、少量で一日を数回に分けて、お腹への負担も少なくすることで、老人が「食べていない」「私に食べさせない」などのトラブルもさけることができます。糖尿病などの老人には医師と相談のうえ、計画的に正しい食事の与え方を考慮することが必要です。
(2004年3月3日 記載)
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