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「痴呆症介護ガイドブック」
32.
手のマッサージと握り方」 1.「マッサージの仕方」
その4「マッサージB−1」
- 両者はテーブルを間にして、お互いに向かい合うように座る。(注意:テーブルは、お互い手を握り合い、相手の肘を握ることが出来る大きさであること)
- テーブルの上にタオルを広げて置く。両者の腕と手がタオルの上に置くことができるように、両者の間に置くこと。
- 介護者は、受け人の許可を得てから、両手で静かに、一方(たとえば右側のみ)の肩と腕のところに乗せ、しばらくそのまま休む。重みは掛けないように注意する。
- 次に両手で、受人の腕の上部をやわらかく、つつむようにして、しばらく保持する。しばらくとは、約15ー20秒位を意味する。つつむ時に力を入れすぎないこと。
- 4の動作を上から肘ヘ、そして順々に腕の先の方、手首へと少しづつ移動しながら、あせることなくゆっくりと、もみながらコンスタント(一定の速度で)に行う。ポイントは、揉むときに力を入れすぎないで、手の中に軟らかいクッションがあるような状態で、それを揉んでいるように、マッサージすることにある。
- 手首のところまで実行した後、受け人の手を真ん中にして、両手でつつむように、上からと、下から取り。しばらくそのまま保持する。
(注意:受け人が手首まである長袖のシャツなどを着ていたら、手首のすこし上まで、オイルがつかない様にシャツをまくること。)
- 両手を離して、オイルを介護者の手のひらに塗り、受け人の手に軽く全体にまんべんなく塗り込む。(注意:オイルがべたつくことのないように使用する量に注意すること)
- 受け人の手を下から受け取るようにして、受け人の手が緊張しないように安心感をあたえる。相手の右手の場合は、介護者は左手で受け取る。
- まず、受け人の右手の下に介護者の左手を置いて支えるようにして、介護者の右の手で手首から手の甲に指先の方へと、小指の筋にそってオイルを軽く塗り込むようにマッサージをくり返す。この動作を3−4回繰り返す。(注意:筋にそってとは、指と手の骨の流れを示す)
(2004年4月7日 記載)
一人でも多くの介護者が、手のマッサージや握り方の方法を学び、老人達のために活用される日が来る事を期待しております。
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