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高齢福祉社会はどこへ (2004年)

                
サービスハウスで忘れられた88歳の老人死亡:

ストックホルムの西部地区にあるサービスハウスには、アラームシステムが各部屋に設備されている。そのシステムは、例えばトイレで用足し後、水を流しを一日しなかった場合自動的にアラームが作動し、職員の部屋に警告点灯する。職員の部屋にある注意書には、アラームが鳴った場合は、必ずその原因を調査することと記載されている。

ある介護職員は、88歳の高齢者の部屋からアラームが鳴っているのを確認したが、丁度帰宅時で交代職員に報告するのを忘れたまま帰宅してしまった。その後3日間アラームが毎回も鳴り職員はアラームが鳴っている事を確認しているにも関わらず、誰も部屋に入って確認をする事をしなかった。

職員が郵便受けから覗いたが誰もいる気配を感じないために、老人は家族の所へでも帰ったものとして、毎回アラームが鳴っても、故障で間違いアラームとして異常なしの処理をしていたもの。

その間入居人の老人は、ドアー近くまで這い寄り、ドアーを開けようとしたが、力尽きてその場に伏せてしまった。老人は床ずれの障害があり、そのままドアーの側で数日間動く事も出来ず、さらに老人は水分を取る事も出来なかった。次の月曜日に職員が部屋を開けた所、老人を発見し直ちに病院に運んだが、既に遅く翌日老人は死亡した。

職員のマンネリカ化によりミスと会社は報告しているが、アラームが鳴っているにも関わらず、無視した事は、重大な職務違反として警察及び社会省に報告された。しかし、この事件がこの施設で最初ではなく、民営化による職員不足も大きく影響しているのではないかと指摘され、会社は今後の対策と改善を約束している。

 (DN. KOM 2004年8月1日 記載 )

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