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高齢福祉社会はどこへ

 
ストックホルム県は、カロリンスカ病院の老年医学診療部門の閉鎖を計画:

カロリンスカ病院は、日本の医学界でもよく知られている、有名な総合病院であり、ここでは日本からの資金提供による痴呆症、特にアルツハイマー型痴呆症の研究も行われている病院でもあ
る。

この総合病院にある、老年医学診療部門の閉鎖が計画されており、それが実行されると現在ある、25ベッドの65歳以上を対象とした、老年医学緊急診療部門がなくなることになり、これは、同時にストックホルムの北部地域の高齢者は、緊急の場合他の病院へと行かなくてはならず、それは遠くなるのみでなく、家族の負担も当然増加してくると不安を訴える家族が多い。

現在カロリンスカ病院への患者は、ストックホルム・コミューンのみでなく、ソルナ、スンドビィベルグ、ヤールファーラ及びウプランド・ブルーの各コミューンから診察に来る。このカロリンスカ病院の老年医学部門の閉鎖が実施された場合、この地域の高齢者の患者を、ヤコベスベルグ病院、ダンドリード病院または、ローベン・ストロームスカ病院が受け持つことになる。

当然それらの病院では、高齢者の診療が増加することを意味し、緊急病院での診察待時間は、現在よりもさらに長くなる。カロリンスカ病院の緊急診療部門では、現在でも時々待っている患者を廊下のベッド待機を余儀なくさせられており、これは消防庁及び労働環境庁からもすでに注意勧告をうけており、部門閉鎖して、他の病院でさらに待ち時間が多くなった場合、廊下のベッドで診察を待つ患者の増加はいうまでもない。

オーステル・ヨートランド(Östergötland)県では、すでにどの病気の患者の診察を優先するのか、選択システムを取り入れており、ある医師は、「高齢者の病気を優先システムによって、場合によつては、緊急患者でありながら、予約制度のように取り扱うつもりなのか」と疑問と不安を抱いている。

独り言:

この記事を書いている時に、ラジオでアメリカの元映画俳優でもあり、元首相ローランド・リーガンは、首相としての現役時代から、アルツハイマー型痴呆症の病にかかっていた事は、周知のところであるが、その元首相は、現在自分の家族を認知する事も出来ず、起きたり、自分で食事をしたり、会話や歩くこともなく、現在では身近な家族のみが面会を許されていると報道していた。アメリカでも、経費節約から老年医学診療所を閉鎖したりするのだろうかと思った。

   (KS,ST 資料参照 2003年12月7日 記載)
              

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