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高齢福祉社会はどこへ

  ついに、ここまで落ちたか、スウェーデンの高齢者福祉:

その3.高齢者福祉施設内の暴力事例:
  • 昨年9月、ヨーテボルグ(Göteborg)の高齢者施設で、36歳の男が3人の高齢女性に暴力といたずらをしたとして、告訴された。
  • 昨年8月、ビンメリー(Vimmerby)の高齢者施設で介護職員が、入居者に暴力をふるったとして、勤務停止された。
  • 昨年7月、ヴァントール(Vantör)の高齢者施設で、4人の介護職員が、入居者に暴力をふるい、3人の高齢者からお金を盗んでとして、警察に訴えれ勤務停止処分を受けた。
  • 昨年6月、高齢者施設の看護婦と担当医が、72歳になる施設入居女性が、足に怪我をし、さらに傷口に蛆虫が湧いているのにもかかわらず、なんらの治療処置をしなかったとして、告訴された。この事件は2001年の夏に発生したもの。
  • 昨年3月に、ギスラベード(Gislaved)の高齢者の住宅で、二人のホームヘルパーが、94歳になる女性に暴力をふるい、人権を無視した行為をしたとして告訴されたが、暴力行為に関して証拠不十分として検事は起訴しなかった。
  • 2001年に、スウェーデン国内で、約600件におよぶ介護問題、暴力、恐喝行為などが高齢者福祉に関する問題および事件として、社会福祉局に届出された。        

昨年(2002年)高齢者福祉施設で、入居者に対する暴力や、人権無視、介護放棄など各種の事件が発生した。

1992年のエーデル改革後、政府の期待した、医療と介護の分離化、民営化による経費節約と合理化並びに高齢者へのサービス向上の目的は、一部では達成したが、医療と介護の分離化をした時に、コミューンの対応および受け入れ施設の増加などが完備しない内に実施された。

そのため施設のベッド数不足、職員の教育等が十分でなく、経費節約で職員の整理が実地され、残った職員の介護の担当数は増加、必然的に疲労とストレスにより、職員の病気休暇増加、さらに退職等が続いた。

職員不足を補うために、臨時職員の採用で、介護教育を受けていない職員による十分な介護ができない。また入居者と職員間の暴力なども増加してきた。

これからのスウェーデンの高齢者福祉は、再検討をする時期にきていると、社会福祉局は、社会福祉大臣の指示により、県とコミューンが共同で検討委員会を設置、エーデル改革の見直しをすることになった。   


 (SOS。AIC 資料参照 2003年1月12日 記載)       

            

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