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寝たきり老人はいる

 
スウェーデンに「寝たきり老人はいない」という誤解:

元厚生省による高齢者保険福祉ゴールドプランの策定後、福祉の先進国といわれるスウェーデンに、数年前まで毎日のように、日本から福祉施設見学者が訪れた。ほとんどの見学者が福祉を語る時、必ずと言ってよいほど「スウェーデンには、寝たきり老人はいないというこですね。とても素晴らしいですね」という。

それは日本の誰かが、スウェーデン福祉紹介の書物で、「スウェーデンには寝たきり老人はいない」と書いたことによるものだ。
これほどの偽りの内容はないと思うが、おそらくその本の著者が、施設を訪問した時に、「我々の施設には、現在寝たきり老人いない」と説明したことを、スウェーデン全体のいずれの施設にも、寝たきり老人はいないと誤解したのではないかと思われる。

なぜならば、高齢者の入居者が人生の末期を向かえて、寝たきりでなく日常生活を過ごすことをさけることは不可能である。

昨年の10月にスウェーデンテレビのニュースで、高齢の親を自宅に介護している娘が、日中は仕事に努め帰宅後介護しているが、親が重くて動かすことが大変である。寝たきりの状態で床ずれができ、市の福祉課に施設に入れて欲しいと申請をしたが、場所がない理由により、いまだに自宅介護をつづけているが、親がかわいそうだから何とかして欲しいと訴えていた。

(2001年11月25日 記載)


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