スウェーデンにも寝たきり老人はいる。その実態を調査してみた。
スウェーデンの国土は、日本の約1.2倍にもかかわらず、総人口は昨年末(2000年12月31日)で、わずか8
882 792人(内外国人は 約94万人)である。高齢者の増加は続いており、85歳以上が約45万3千人、65−79歳が、約108万人いる。
ただしこの数字には、外国人亡命者で滞在許可申請中のものは含まれていない。
統計局の推定によれば、2001年には65歳以上は132万人と減少傾向にあるが、80歳以上は現在の5.1%から5.5%に増加する。その多くの原因は移民家族の中に高齢者が多いこともある。
痴呆症高齢者などの介護を必要とする、老人が増加することは明確であり、すでにその対策が計画され実行されつつある。
すこし古い資料であるが、社会福祉局が1993年に実施したヨーロッパ14国の高齢者保険福祉調査によれば、スウェーデンの65歳以上でいずれかの福祉施設に入居している者は7%(当時の人口で11万8千人)、ホームヘルプなどの在宅援助を受けている者は17%(同、27万2千人)である。
在宅介護を常に受けている老人は、12%と調査国内で一番少ない。
それでは、老人は誰に介護をして欲しいかの調査では、家族が22%、県と市71%、ボランティア機関1%、その他3%、わからないが2%であった。
家族希望が少ない理由は、カルチャーの違いもあるかもしれないが、自分の子供たちに世話をかけて苦労させたくないと考えいるのではないかと推測される。(2001-11-25
記載)
INDEXにもどる
|