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友人の介護記録

 
その1.発病

スウェーデンに在住、同じ職場に勤務する友人S氏は、久しぶりに日本に帰省した。実家に滞在数日にして、心筋梗塞で緊急病院に入院、その数日後には、脳内出血で脳神経外科に緊急入院をしたと、知人から夕方電話が掛かってきたのは、1996年の10月の半ばであった。

友人から、S氏が病気で日本の病院に入院しているが、いろいろな手続上の問題があり、処理に困っている。なんとか面倒を見て欲しいと希望しているから、N氏と連絡を取って話をして欲しいとの内容であった。話の内容から各種の問題を解決していかなくてはならないと判断し、よく検討したのち翌日N氏に電話連絡をした。問題処理をするに当たり、無条件で全て任せてくれるならば、引き受けてもよいと返事をした。

N氏はなんら躊躇することなく条件を認めてくれ、S氏の妻や日本の家族などの資料を提供してくれた。その後知人などから病気になった時に、スウェーデンに住んでいる場合、どのように手続きをしたらよいのか、どんな条件を病院に要請できるのかなどの質問を受けた。ここにS氏の経過報告を書く事により、少しでも参考になればと思い書く事にした。

病気の種類と内容、そして現在の症状の状態を把握しないことには、何をどのように処置すべきか動きが取れない。そこで手続き処理の計画表を作成した。

  1. S氏の家族の承認を得る。
  2. 病院に連絡を取り、診断結果と本人の病状把握をする。
  3. S氏の職場に連絡を取り、病気休暇手続きをする。
  4. S氏の加入保険は、私と職場が同じだから組合保険である。保険会社に病気及び旅行障害申請の連絡を取る。
  5. 家庭保険に加入しているか、最低45日間の海外旅行障害保険があるか確認する。
  6. 加入している場合、国際保険機構の本社が、デンマークにある。今後の手続きについて直接連絡を取る必要があり、障害保険が認められる範囲と、特別経費が必要となる場合の確認をする。
  7. 日本からスウェーデンの病院に入院させるために、飛行機による移動の可能性と方法を確認する。
  8. 移動する場合は、日本の看護婦の付き添いにするか、こちらから医師を日本に迎えに行かせるか、どうするかを考え、保険会社と交渉をする。
  9. 移動の場合、その方法として、日本の病院から空港までの移動、Arlanda飛行場から病院への移動方法を確認、それに関する関係者と病院との連絡を取る。
  10. スウェーデンの病院に入院後、リハビリ等の介護処置を病院と話し合い検討する。

などである。

(ある友人の介護記録より 2002年1月20日 記載)

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