From Stockholm
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友人の介護記録

 
その4.リハビリ専門病院に入院:

11月15日には、ナッカ(Nacka)にあるエールスタ(Ersta)病院に移動することになり、ストックホルム県の提供する、STS(スペツヤルトランスポート・サービスと呼ばれている)車両に乗り移動した。参考までに、このSTSシステムを簡単に説明したい。

1960年代から運行されているもので、一般の公共交通の利用が困難と思われる、障害者や高齢者または一時的な病人の移動などを対象とした公共交通機関である。輸送には個別サービスで、ドアーツードアーであるが、最近は経費節約から、同一方向に行く目的の利用者を、サービスセンターで計画し、途中で利用者を拾いながら、数人が一度に同一車両を利用するようにしている。

そのため、時には時間的制限を受けるようになり、待ち時間が長くなったりして、利用者からの苦情が時々出ている。車両にはリフトまたはスロープがついていおり、乗降には運転者の介助を受けることが出来る。運転者は最低一週間、身体障害者や高齢者の障害について、教育を受けていなければならい。

エールスタ(Ersta)病院はリハビリ専門の病院であり、そこで治療及び介護生活をすることになった。病院は静かなな木立の多い、湖と運河に面した小高い丘の上にあり、いくつかの島も見られ眺めは素晴らしい。夏季にはこの運河を通るヨットやボート、水面に遊ぶ白鳥など数種類の鳥などが見られる。

病院の専門職員と今後の治療とリハビリについて、会議を持つことになり病院を数回訪問。各分野の専門家が、S氏の運動作業能力、会話能力、記憶能力、筋肉及び神経などの反応検査など、数日徹底して検査しその結果を記録した。入院して4日後に各分野の専門家が集まり、検査結果をもとにして、今後のリハビリ計画を作成した。そこではまず麻痺している右半身の運動リハビリから始まり、言語、記憶、作業訓練などが必要と判断され、翌日から計画表に基づいて治療とリハビリが始まった。

(2002年3月10日 追記)


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